バイオディーゼル燃料(B100)を2025年日本国際博覧会の建設現場に供給を開始しました。
2023年5月 株式会社松林(本社:京都府宮津市字由良73番地、代表取締役:松林威寿)は、株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:蓮輪賢治)が2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の建設現場で実施する、バイオディーゼル燃料B100活用実証実験※1への燃料供給を開始致しました。
※1大林組様 プレスリリース掲載(100%バイオディーゼル燃料の活用に向けた実証実験を開始)
https://www.obayashi.co.jp/news/detail/news20230615_2.html
バイオディーゼル燃料(B100、B30、B5:以下BDF燃料)は、現状、製造会社の生産能力に限りがあり、一部地域を除き供給体制が確立されていません。また配送時間・配送エリアに限りがあるため、BDF燃料を使用した脱炭素への取り組みは、メーカーからユーザーまで全てのステークホルダーの協働が必要となります。
また、BDF燃料を一括して扱う卸売業者が少ないため、採用を検討する建設会社は、各取扱会社へ都度問い合わせが必要となるため供給計画の作成に時間がかかるなど課題があります。
弊社では、BDF燃料の生産能力や供給体制の課題をカバーするため、すべてのBDF燃料の取扱や、これまでの配送実績をもとに、弊社と提携する全国200社の配送協力会社網を使った供給スキームを構築し、以下業務フローによる計画提案が可能です。
ヒアリング・打合せ(使用会社・重機所有者・製造会社・供給販売会社)
→ メンテナンス方法のご提案・対象建機に最適なBDFの選定・給油対象建機の選定
→ 配送スキーム構築
→ 各ステークホルダーの責任を明確にした契約書の締結
→ 現場説明会
→ 供給状況報告書作成
→ 配送安全パトロール実施
全国の建設現場など脱炭素への取り組みをされている事業者様、地域の資源を活用し再エネ化を行う製造業者様とともに、株式会社松林では、建設現場における様々なCO2排出削減商品のご提案と、使用済み食用油の再生・循環を目指し、今後も積極的にBDF燃料の供給に注力して参ります。